今回はいよいよフレーズ集のお話ですが、
前回母音のピンイン表記の説明を少し省略してしまったので、説明を加えた表を添付します。
母音のピンイン変化
さて、フレーズ集は、中国の漢字を、
母音から始まって子音がb,p,m,f・・・・・の順番に並べて、
その漢字に対応するフレーズを羅列した表です。
添付のファイルを参照してください。
添付のファイルは、母音と子音がbとmのフレーズです。
中国語教材内容最初版フレーズ集抜粋170414
実際にはこの後、子音が f,d,t,n,l,g,k,h,j,q,x,zhi,chi,shi,r,z,c,sのフレーズが有ります。
最初の列は、通し番号です。
2列目は、ピンイン+漢字+声調。 3列目は、漢字。
4列目は、子音の通し番号。 5列目は、母音の通し番号。
6列目は、ピンイン。 7列目は、日本語の意味。
8列目は、同じピンインで同じ声調の漢字が複数個有る場合の、フレーズの中に
出て来る順番。
9列目は、声調。 10列目は、子音のキーワード又は、母音の声調キーワード。
11列目は、母音のキーワード。 12列目は、フレーズ。
13列目は、その漢字を使った単語例。14列目は、その単語の発音。
15列目は、その単語の日本語の意味。
という順番で構成されています。
実際のフレーズ集は、Excelで作られているので、
ソートや検索、置き換えが容易に行えるメリットが有ります。
この表を初めから順番に目を通して、漢字一つ一つを確認して、
フレーズを覚えて行くのが最初の段階です。
フレーズを覚えるという事は、
漢字の意味と、ピンインと声調が同時に覚えられるという事です。
同じ発音の漢字の場合、フレーズが何度も繰り返して出て来るのが煩わしいと感じるかも知れません。
その時は、フレーズは一つで、複数の漢字をまとめた表も作りました。(All in 表)
この表を見ると、同じピンインで声調が異なる漢字が一目で判る仕組みになっています。
詳細な説明はこれからのブログの中で紹介していきます。
一通り目を通しても、全部は頭に入らないので、何度も繰り返すのが好いのですが、
同じやり方だと飽きてしまったり、効率が悪いので、
次のステップは、
この表を見なくても、フレーズを耳から聞いて覚えるという教材も作りました。
声調別に、女性の声の読み上げソフトを使って、3回繰り返して、読み上げていきます。
(同じ子音で、声調が入り交じると覚えにくいので同じ声調にまとめたものを読み上げます。)
これを聞き流しているだけで、自然にフレーズを覚えてしまいます。
詳細な説明はこれからのブログの中で紹介します。
さらに、次のステップは、フレーズを曲にして歌わせるという教材も作ってみました。
母音、b、p、・・・・・を声調別に曲にして、フレーズをボーカロイドに歌わせるという方法も作りました。これは全部で82曲です。音楽を楽しむ感覚でフレーズが覚えられます。
これが私のイチオシ推奨品です。
これもこれからのブログの中で紹介していきます。
ここまでは、一つの漢字の意味と発音(ピンインと声調)を覚えるという学習でしたが、
会話をするには単語を知る事が必要です。
単語集は市販の物がたくさん有りますが、総じてあまり効率的では無いと感じています。
単に単語の羅列を覚えようとしても、なかなか覚えられません。
そこで、一つの漢字ごとに、その漢字が含まれる単語集を作りました。、
一つの漢字を覚えるごとに、その漢字を使った単語も一緒に覚えられます。
同じ漢字を含んだ複数の単語を覚えると、
その漢字の持つ意味合いが感覚的に判って来るので、とても良いと思います。
私はこの単語集の事を“重複単語集”と勝手に命名しています。
この教材もこれからのブログの中で紹介していきます。
単語に関連して、単語の中には似たような意味の漢字が二つで単語になっているものが多数あります。
これらをまとめた単語集も有るので、紹介していきます。
それから後は
①anとang ②enとeng ③inとing ④uanとuang の漢字についての考察も投稿しようと思います。
まだまだブログは続きそうです。